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 ★「妊産婦の骨盤ケア」について

妊娠中・産後の母体ケアは、東京都内や一部地域の産婦人科では当たり前のように取り組まれています。しかし、その他大多数の産婦人科では骨盤体操の冊子を渡されるだけだったり、何も教えてくれなかったりという病院が多いです。
これは単に必要ではないという訳ではなく、ケアを行う治療者がいなかったり、場所がない。はたまた、病院側に入る保険の料金が安いから。といった理由から取り入れられないことが多いようです。
そこで直接、医師に話を聞くと、皆さん口を揃えて母体ケアの重要性を語りだすくらい本当は大切なことなのです。
当院では、そういった重要性に着目し、痛みの治療を行いながら骨盤矯正なども組み入れてケアを行ています。
以下では、妊娠中・産後のケアに関して簡単に説明していきます。

 妊娠・産後ケアの重要性

「産後骨盤矯正」とは、妊娠や出産に伴う骨盤の開きを正す矯正です。
妊娠してしばらくすると、女性ホルモン(靭帯を弛緩させる「リラキシン」というホルモン)が出始めて、妊娠5~6ヶ月頃くらいになると子宮が小骨盤から大きくせり出して骨盤内部の圧力が高まり、骨盤上部が徐々に開き始めます。このとき、本来の靭帯よりゆるみが生じているため、ちょっとした体勢の変化や物を持ち上げた姿勢などで簡単に痛めてしまいます。

これが妊娠中の腰の痛みであり、腰の捻挫です。
出産時の陣痛が始まると、大量のリラキシンが体内に放出され、骨盤のみならず全身の靭帯が弛緩し、赤ちゃんが産道を通りやすくします。
この時に骨盤下部が大きく広がり、本来逆三角形である骨盤が四角になります。
その結果骨盤のバランスが崩れ、元の位置にしっかり戻らない場合には余分な肉がつきやすく、体型が変わります。帝王切開なら骨盤上部が主に広がり、普通分娩なら骨盤の上部下部両方が広がります。

産後の骨盤の開きを元に戻すためには、体に負担の少ない骨盤矯正に加え、軽い体操も必要です。
産後の骨盤の開きは、骨盤の「骨」の問題というより、骨盤周りの筋肉の問題なのです。

骨盤矯正で骨盤の歪みは解消出来ますが、それを維持していくためには、本人の些細なケアも必要になってきます。

骨盤矯正の効果

産後の骨盤矯正が効果的な理由としては、出産の際には避けて通れない骨盤の開きやズレを正常な状態
に戻し、出産後の生活において骨盤のズレによるさまざまな症状を和らげたり改善したりする働きがあります。それと同時に、骨盤の歪みが原因となる体重増加を防いだりする効果もあります。

●妊娠、産後骨盤のゆがみが及ぼす症状
・腰痛・ヘルニア、股関節痛
・尿漏れ
・太りやすくなる
「産後の肥立ち」ともいいますが、産後は自分の体を休める重要な時期でもあります。この時期に無理をして、産後の子育てなどに支障が出ることもあります。
ただでさえ、3時間おきの授乳などで母親は睡眠不足にもなり、授乳による疲れもあり、いろいろな症状が出てきます。
休息の時間とも言うべき出産後、すぐに無理なダイエットや激しい運動はお勧め出来ません。

しかし、骨盤矯正なら、毎日数分の簡単な運動でも骨盤の位置がが改善され、それによって腰痛予防や体調維持、体力向上にも効果が期待できます。
産後骨盤ベルトや産後ガードルなど、身につけるだけ、あるいは履くだけで骨盤矯正をしてくれるような商品もたくさんあります。正しくこまめに着用していくと良いと」思います


骨盤矯正の時期について

妊娠中や産後に腰や背中に痛みが出て困っている方は多いのではないでしょうか。
骨盤矯正をするのに最も効果のある時期についてご紹介したいと思います。
出産直後から約2ヵ月の間は、出産のために頑張った骨盤を休ませる時期、という見解を示している見方が大方の意見です。しかし、出産直後の骨盤周囲はとてもやわらかく、軽く動かしただけで骨盤が動く状態です。
靭帯の修復が完成して固まってしまうまえに骨盤を戻していくことをおすすめします。
出産~産後1週間は強い炎症を起こしている時期なので、無理はできませんが、産後2週間くらいであれば母体も安定するので、骨盤矯正を行っていくことは可能になります。
産後の骨盤矯正は、正しい方法で行わないと骨盤だけではなく、体全体に負担をかけ、骨盤や体の歪みを引き起こしてしまう恐れもあるので気を付けてください。
出産直後は、骨盤にかかっている負担が大きいため、骨盤自体が不安定になり、重いものを持ち上げたり腰をおろしたりすると骨盤に違和感や痛みが出てくることもあり、安静にしている方が多いです。 しかし、産後2ヵ月くらいが経過すると骨盤の状態も緩和されてきて、行動範囲も増えてくるため、骨盤にかかる負担も増えてきます。
負担が増えてくる前に、骨盤の歪みを整えていくと、痛みを感じることが少なくなると思います。
産後1ヵ月くらいの時期から産後6ヶ月くらいの時期での骨盤矯正は最も安全に骨盤矯正をすることができます。 また、この時期に治療とともに、産後骨盤ベルトなどによって骨盤矯正をすることでより効果的に治療していくことが可能だと思います。骨盤矯正をすることによって身体のバランス全体を上手に整えていくとよいでしょう。
骨盤周囲がいちばんやわらかいのは、大体産後1年までと言います。 しかし、それを過ぎても骨盤矯正自体は十分行うことができます。あきらめずに、まずは気軽にご相談ください。

骨盤周囲のケアをしないとどうなるのか

産後の女性の骨盤は広がっており、多くの場合はそれに歪みが加わっています。
産後に骨盤を歪んだままにしておくと、骨盤の中にある臓器が圧迫されたり、骨盤周りの血流が悪くなり、月経不順、便秘、痔、尿漏れ、O脚、冷え症、坐骨神経痛、腰痛、むくみなど、女性特有の症状をはじめ、さまざまな問題を抱えることになります。

 
・腰痛、ヘルニア
ゆがみの出ている骨盤は衝撃や負担に弱い状態になります。現時点で痛みが出ていなくても、お子様をだっこした際など、何かの拍子にズキッと痛みが出てしまうことが多くなります。
 ・股関節痛
これは、骨盤の緩みが元通りにならず、バランスの問題以外にも、妊娠で骨盤が広がると同時に、股関節もだんだんと緩くなり、出産に備えます。
出産後は自然と元通りになっていくものなのですが、骨盤の緩みが完全に元通りにはならないため、歩くバランスが崩れ、痛めやすくなります。

 ・尿漏れ
これは、骨盤内の臓器を支える「骨盤底筋」が緩むのが原因です。
出産後は徐々に元に戻りますが、分娩の際に傷ついたり緩んだりしてしまったことで、産後に尿漏れを起こすことがあります。

 ・痩せない、太りやすい
これは、骨盤が妊娠前の状態に戻らず、骨盤のバランスが悪い状態が続くと、周囲の血行が悪くなってしまうことから起こります。
血流が滞っていると、脂肪の燃焼もうまくいきません。
出産後、「下腹部が出たまま」「体型が元に戻らない」「太りやすくなった」というのもこのためです。

 産後の骨盤は多くの場合、3ヶ月ほどで元通りになることが多いようです。
しかし、産後すぐに動き回ったり、無理な体勢を続けたりすると、骨盤のバランスが崩れて歪みが生じます。ほとんどの方が、子育てや家事に追われて生活し始めるため、動き回ったり、無理な体勢になるのは仕方がない部分だと思いますが、それがさまざまなトラブルを引き起こしてしまいます。
妊娠・産後のケアはしっかり行って、今、らくになるだけではなく、将来的にも楽になって頂けたらと思います。


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